越中飛騨珍道中(3)
イキオイが落ちないうちにまだ続けますですよ!(挨拶)
富山の酒食を堪能して投宿先を後に。
この日は昼過ぎにJR高山本線に乗ればよかったので、それまでは富山地方鉄道(地鉄)を堪能しようと決めてました。
そこでまず、市内電車の未乗区間に乗って、南富山駅へ向かいます。
やってきたのは古き良き時代の車両、土曜の朝から5~10分間隔ってすごいと思いますよ...
地鉄上滝/不二越線と市内電車の接続駅である南富山駅に到着。市内電車の車庫も併設されています。
上滝線でこの駅まで来てから、市内電車に乗り換える人も多数いらっしゃいました。
市内電車環状線の車両の出庫風景を観ることも出来てトクした気分に
南富山からは、不二越線でいったん稲荷町へ出て、今度は立山行きの列車に乗り換え。
立山に行く路線に初めて乗るのも目的だったんですが、一番の目的はこの車両に乗ることでございました^^;
種車は元西武レッドアロー(初代)なんですが、主にJR九州の車両デザインで有名なこちらの手に掛かるとあらびっくり。
指定席料金210円が掛かりますが、車窓も車内も愉しむには十二分なひと時でございました。これは元を取るどころかお釣りが来る車両ですよ...
ただし、この指定席車両の撮影のためには指定席料金を払う必要があるそうです(爆)
立山連峰をバックにする車窓を楽しみつつ立山への上りに入って、さて最後の交換駅まで来たところで、定刻になっても発車する気配がなく。
はて?と思っていたら無線で「故障」とか聞こえますよ...?
すると「立山からの列車に異常があって応急処置中のため、この列車は15分遅れでこの駅を出る予定です」のアナウンス。やはり8(略
まあしょうがないのでホームへ出て風景を撮ったり、車内を一巡してみたりしてたので、あまり退屈はしなかったですが^^;
アナウンスの通り15分遅れで立山からの列車が来て、程なくこちらの列車も出発。
と、車掌嬢が来られて、立山から先に行くかどうかを尋ねられたので、「この列車で折り返して、岩峅寺(途中駅です)から上滝線に乗りたいが接続できますか?」とお尋ねしたところ...
何と運転センターまで無線連絡して頂いて調整してもらっちゃう事態に。いやはやすいません^^;
さらには指定席車両専属のアテンダントさんまで来て、「車内で折り返し分も精算しますので立山駅では絶対に降りないで車内でお待ちを」と念を押されました(爆)
その立山では2分で折り返したので車内から駅舎を撮影するだけで終了^^;;; 車窓も良かったですし、また再訪せねばなりますまいて...
色々お手数をおかけしたので、指定席車両の車内販売で、地ビールを購入。この後の行程がまだあったので即呑むのは止めました(ぉ
関係諸氏のおかげで、乗換駅の岩峅寺では上滝線の列車が待っててくれました。
ワタクシメ以外にもあと2人乗ってきた方がおられたので良かったとしますか(何)
この後、上滝線で南富山と稲荷町を経由して富山駅まで戻りました。
富山駅まで戻ってからは、南富山駅で見たシックな車両で運行されている市内電車環状線に乗り換えて富山市中心街をぐるり1周。
富山駅まで戻ってきたところで、富山地方鉄道全線完乗を達成いたしました。
この路線も中心街の店舗が開いてる時間帯は10分間隔で動いてんですからいやはや...
さて、ここからはこの日の投宿先の高山までの移動を残すのみ。
以前高山本線に乗った際は災害不通区間があってバス移動だったので、災害不通区間を普通列車でじっくり通過したいと思っていました。
しかし、災害不通区間の起点(?)猪谷までの普通列車はこの車両なので、できれば回避したいなあ...と悩んでしまったのであります。
そこで、前日買ったICカードの残金消費も兼ねて^^;、ある奇策に出ました。
高山線が併走する国道41号をひたすら走る、富山地鉄バス猪谷行き(普通)...ってまさかノンステップバスが来るとは^^;
ちなみに猪谷まで乗り通したのはワタクシメと、途中の総合病院から乗ってきた人がもう1人だけ。
高山線の普通列車と比較すると、運賃(JR特急ひだ自由席利用とほぼ同額)・所要時間とも倍かかりますしね...(爆)
後日、ノンステップバスよりは高山線普通のほうがまだ快適だったんじゃ...とのご指摘もございましたが、こんな時でもないとこういうことはしないので(ぉ
この路線、高山線以上にアップダウンが激しく、またトンネルがほとんどないので車窓も愉しかったので、また乗りたいですね(←
さて、猪谷から先、もう少し珍道中は続きますが、それは次回の講釈で...
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